コラム

結婚式の話~式場を決めよう編~

先日電車内の広告でこんな言葉を見ました。

「結婚しなくても幸せになれる時代に、私はあなたと結婚したいのです。」

ゼクシィの広告でした。

確かに最近は結婚はしても結婚式はしない。写真だけ残すという方も多いですよね。

実際結婚式をやってみて、結婚式にかかったお金、時間を他の事(家のローン・旅行・車を買う等)に使えたらどんなに楽だったろうなと考えなくも有りません。

それでも言えます「結婚式はええぞ」と。

たった一日。なんも変哲もない平凡な私が主役になれる日です。

自作自演と言えばそうですが、チャペルの入り口を父親とくぐった時に見たあの景色は何物にも変えられません。

結婚式をしようか悩んでいる方はとりあえずウエディングフェアに参加されることをお勧めします。

場所によっては無料で披露宴のお食事を試食することもできます。

これは結婚式前のプレ花嫁だけの特権ですので、デートのネタが無いときに行ってみてください。

そこでプランナーさんに具体的な話が聞けるので、それを参考にするのもいいと思います。

ゼクシィとか読んでも結局「会場によってピンキリ」「呼ぶ人数によって自己負担金が変わる」なんて(確かにそうだけど)いまいちピンとこないことばかりですがウエディングプランナーさんに聞けばその式場で何人の規模でこのくらいという具体的な値段を聞くことができます。

兎にも角にもまずはウエディングフェアに行くべし!です。

次からは結婚式をしたいけど具体的にどうしていいかわからない。失敗したくない!という方向けの話を体験談を交えてお話しします。

結婚式探しその1 結婚情報誌を買え!

有名な所ですとゼクシィですね。ゼクシィは半分以上が結婚式場の情報です。

まずはその中から結婚式を挙げたい場所の希望を5か所くらい見つけましょう。

①神前式・教会式・人前式から選ぶ

・白無垢を着て神社で行う式が神前式です。格式のある儀式が有るので大変そうですが誓いのキスが有りません。人前でキスするの恥ずかしい!って方や、和装が着たい!という方にいいかも。

・ドレスとタキシードを着てチャペルで上げるのが教会式。誓いのキスは実はほっぺでもいいんですよ。

・神様でなく、参加してもらった人たちに誓うのが人前式。ガーデンウェディングに多いですね。アットホームな雰囲気で上げることが出来ます。

②会場の地域を決める。

招待するであろう方たちが集まりやすい場所を選ぶといいでしょう。大きな駅の近くや地元や空港の近くなど。

遠くから来てくれるゲストにはこちらからお車代を用意することも有るので自分が挙げたい場所よりもみんなが集まりやすい場所にした方が節約できます。

③ホテル・ゲストハウスから選ぶ。

・ホテルの中のチャペルや披露宴会場を使う。ホテルの中に結婚式でお世話になるお花屋さんや音響・映像・ドレス屋さんが全部併設されている場所にすれば、その中で選べばいいだけですのでとても準備が楽です。チャペルから披露宴会場の移動も同じ施設内で楽ですし、遠くからいらしているゲストの宿泊場所を用意するのにも便利です。しかしホテルは一日に何組も代わる代わる挙げるので他の花嫁さんとすれ違います。(私はメイク・衣裳部屋が一か所しかなくて5人くらいの花嫁さんと並んでメイクしました。)また普通の宿泊客もいますので知らない人に見られたりも普通にあります。

・ゲストハウスはチャペルと披露宴会場だけの施設でとてもおしゃれな場所が多いです。一日一組しか結婚式を挙げない場所も有るようなので、結婚式中他の花嫁さんに会いたくないという方にお勧めです。その分自分でお花屋さんやドレス屋さんを探して手配するので準備が大変です。

④自分の挙げたい理想に近い場所を選ぶ

ゼクシィには式場と披露宴会場の写真も載っているのでそこから自分の好みに近い場所を選んでください。ただし、そうゆう写真は写真映りのいいように加工されていたり、追加料金バリバリの装飾をされているので参考程度にするといいでしょう。

⑤おおよその人数と予算から見る

ゼクシィで見開きや、何ページにもなって載っている式場はとても素敵ですがお値段もすごいです。

紹介におおよその人数と予算の表が乗っているのでそこからその式場のグレードを見ることが出来ます。

式場のグレードを下げてその分ドレスや装飾、お料理にかけるも良し。

式場のグレードに頼って見栄え良くするも良しです。

大体60人規模で最終的に350万に抑えられればいい方だと思います。

結婚式探しその2 ウエディングフェアに行こう!!

大体どの式場でもウエディングフェアをしています。

ウエディングフェアに参加できる条件は「式場契約をまだしていない結婚式を挙げたいカップル」ですのでできるだけ積極的に参加しましょう。

ウエディングフェアとは疑似挙式や疑似披露宴。披露宴食の試食会等に参加できる催し物です。

最後にウェディングプランナーさんと具体的なお話をすることもできますので、ここで疑問点を質問したりできます。とはいえこれは勧誘みたいなところも有るので雰囲気だけ見たいのでとお断りして帰る事も出来ます。フェアに参加したらその会場にしなきゃいけない!という事はないのでどんどん参加しましょう。

ここでアドバイスですが、ウエディングフェアは希望の低い場所から行くことをお勧めします。

というのも大体の式場が「今、ご契約いただければ最大割引させて頂きます!」と言ってくるからです。

第一希望から見に行ってそう言われると凄く悩みますよね。他の式場も見たいし、検討したい。

でも最後にやっぱりこの式場がいい!ってなった時最初に決めておけばもっと割引が効いたのに・・・・ってなりたくない!

結婚式は割引まくってなんぼです。実際私たちも150万くらい安くなったと思います。

割引まくったって高いし、式場は儲かるんですから。結婚式場は何でもプラス料金ですのでちょっといいものにするだけで万単位で吹っ飛んでいきます

(例:披露宴会場のお花を1000円高い物にした(プラン内の物だとあまりにしょぼかったから)×12席(大体1席5・6人で座って60人くらい呼んだ場合)12000円プラス)

削れるとこは削っていかないと最後には最初の見積もりの倍額になんて事はザラです。

結婚式場探しその3 頼れる式場か判断しよう

とはいえあまり名の知れていないような激安式場も考え物です。

決して安くない金額をお支払いしているんです。失敗したくないし、損したくない。来てくれたゲストがいい式だったねって言って帰って欲しい。

それじゃあ、どこでその式場は頼れるか判断するの?となります。

一番いい方法は見積書を見る事です。

ウエディングフェアの最後にウェディングプランナーと話す機会が有るので「日にち・式場・披露宴会場・ゲストの人数」を言って見積書を出してもらって下さい。

ここでご契約前にそういったことは出来ないと断ってきたらまずアウトです。いい式場は出してくれますし、なんなら今契約すればこれだけ安くなると比較した見積書を持ってきてくれます。

そして見積書をよーく確認してください。

結婚式に慣れてない素人だからと見積書にお土産のバック代や招待状のあて名書きといったこまごました料金を載せないで出してきたら信頼できません。

このくらいの値段ならと契約して、特に追加料金になるようなことしてないのに最後の見積もりと最初の見積もりが全然違う!ってなったら詐欺にあったような気になりますよね。

もちろんあくまで見積もりですから、招待状のグレードや料理・お土産を渡す人の割合なんかで料金は変わってきます。けれど必ずかかってくるであろう金額を最初に記載しないのは悪徳です。

そしてウエディングプランナーさんがどのくらいお客様側になって考えてくれるかも大事です。正直にこんな悩みがあると相談して、それを式場側目線ではなくお客様目線のアドバイスをしてくれたら信頼できる式場だと思っていいでしょう。

式場探しその4 式場契約!そして最後の値切り

以上の3つを踏まえてここなら!という式場が決まったらいよいよ契約です。

でも安くなる方がいいことにかわりないですよね?

最後にちょっとわがままを言ってみましょう!

「挙式日が友引や大安のような吉日じゃないのが不満。親戚にそうゆうのにうるさい人が居る。」

なんて言えばプラン内容はそのままで料金だけ1グレード下のプランの物にします!なんて言ってくれたりするかも!!

実際に私達夫婦が受けた割引をご紹介しますね。

①ウエディングフェアに行った時がたまたまウエディングサロン移転記念中で10万円分の特典が貰えた!(プロ司会者無料等)

②実はウエディングフェアに参加したのはここが初めて。見てみて何も不満は無いし最初から第一希望だったけど他の式場と比較もしたい・・・→今契約してくれたら特別に平日仏滅プランにしてあげる!!(私たちの挙式日は日曜日の赤口でした)

(平日仏滅プランとは名の通り平日の仏滅の時に挙式することで格安、各種割引をしてくれるプランです)←これで100万くらい安くなった。ウエディングフェアドレス2着半額とかすごく助かった。

結婚式を挙げる人が少なくなってきた昨今、式場側も必死です。ちょっとのわがままだったら聞いてくれることでしょう。

 

以上が失敗しない式場探しのアドバイスです。

結婚式はたった一日ですが、その準備には多大な時間と労力がかかります。

準備に疲れてもう結婚式しなくていいかな、なんて思ってしまう人も居ると思います。

けれど、自分たちの結婚式くらい自分たちで準備して挙げられないようじゃこの先の夫婦生活もうまく行かないでしょう。

結婚式は言わば新米夫婦へ課せられた試練でも有るのです。

これを二人で協力して自他共にいい式だったと思えるなら、きっと今度の夫婦生活もうまく行くことでしょう。

花嫁さんにとってはお婿さんを一生を共に出来るパートナーか見定めるいい機会です。

せっかくなら有意義に過ごしたいですね。

 

 

 

 

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ブログ設営者の妻 マタニティー、育児、ゆるオタのすすめの記事を更新しております! 趣味はアニメ鑑賞、読書、ゲーム 最近は「あつまれどうぶつの森」が楽しみでしょうがない