戌の日とは
多産で有りながら安産な犬にあやかって「安産祈願」するのが戌の日です。
妊娠5カ月に入って最初の戌の日(この戌は干支の戌の事で12日に一回戌の日が有ります
)に安産祈願を受け付けている神社やお寺に行きます。
初めての戌の日
私の第一子の戌の日は2020年3月8日(日)でした。
住んでいる地域で一番大きい神社のホームページを見て安産祈願をしていることを確認し、近くに住んでいる義両親と一緒に行くことにしました。
義両親とはコロナやつわりも有って合う事を極力控えていたので約2カ月ぶりでした。
私が元気な姿を見せるのにもいい機会だと思いお誘いしました。
私がご祈祷を受けた大神宮では朝の10時から夕方16時までの毎時間0分から安産祈願のご祈祷が行われていてその15分前から受付開始という事でした。(一日7回行われている)
終わったら昼食を一緒に取りたいと思っていたので11時の回に参加するため10時45分に現地集合にしました。
当日の格好は私は黒地に花柄のワンピース、パールのネックレスと義両親に頂いた小ぶりのピアス、ピンクかかったベージュのスプリングコートに黒いバレエシューズで行きました。
妊娠してからというものの、お腹を冷やさないように常に厚手のタイツを履くか、ズボンでの格好をしていたので久しぶりのスカートが落ち着きませんでした。
ストッキングは膝までの物にして、もこもこパンツでお腹を冷やさないようにしました。
夫はめんどくさいからスーツでいいやと思っていたのですが、前日に会社に忘れて帰って来たので見苦しくない程度の普段着にしました。(スーツで出社して作業着を着て帰って来た)
黒のパンツに白いワイシャツ、その上から鶯色のニットを着て、紺色のダッフルコートを着せました。
私のバレエシューズは元々ヒールの無いパンプスのような靴を持っていなかったので前日に買ったのですが、これが失敗というか残念な結果になってしまったのです。
当日の3月8日(日)の天気が雨だったのです。
前日に天気予報を見たときは曇りだったので靴が必要だと思って急いで買ったのに、当日は本降りの雨で、しかも最近の陽気はどこへやらの寒さでした。
せっかく買ったんだからとその靴を履いていきましたが、寒いし履き慣れて無くて歩きにくいし、雨が染みるしで最悪でした。諦めて長靴で行けばよかったと後悔しました。
その大神宮には駐車場も有るので車でも行けたのですが、駅ビルのお店に昼食に行きたかったので車が有ると動きにくいなと思って徒歩で行ったのも失敗でした。
久しぶりにホッカイロを背中に貼って行ったのですが、これが大正解なくらいの寒さでした。
つくづく私と夫は「雨男」なんだなと思い知らされました。
到着してご祈祷受付に受付をしに向かいました。
受付ではご祈祷を受ける人の住所と名前、持参した初穂料を提出しました。
この大神宮では初穂料は5000円からと前調べで知っていたので5000円封筒に入れて用意していましたが、正しくは5000円からではなく、5000円か1万円という感じでした。
この初穂料の違いが何かはわかりませんが家は特に5000円で受けられる物が違ったとか、貰えるものが違ったとかは感じませんでした。
また、この大神宮では腹帯を用意してくれるようなので持参する必要は有りませんでした。
妊娠5か月ですとまだお腹も出て無いですし、自分に有った腹帯も(コルセットタイプなど)わからないので用意しないで済んでよかったです。
受付の時に書いた紙と腹帯を渡され、控室に行くように言われたので参拝してから控室に移動しました。
控室はご祈祷をする本堂のすぐ横に設けられており、本堂に行く側の扉は開けっ放しなのですが床暖が設置されていて座っているととても暖かかったです。
下駄箱や傘立てなどは用意されていなかったので靴を脱ぐ場所に端によせて置いておきました。
神社やお寺では盗難防止に自分で持つように言われる場所も有るので靴を入れられるビニール袋なんかを持っていくと良いかもしれません。
待合室で待っていると次々と安産祈願をしに来た人たちが集まってきました。
家の家族の他に6組は居たと思います。
すでにご出産されていて上の子が一緒の夫婦が居たり、夫婦だけだったり、家みたいにご両親が一緒だったり様々でした。
時間になると神社の方が呼びに来たので隣の本殿へ移動しました。本殿に入る前に受付で渡された受付用紙と腹帯を渡しました。
本堂の中はあまり広く有りませんでしたが、今回の人数で有れば義両親が一緒でも構わない広さは有りました。後ろの扉が全開に開かれているのですが、この場所も畳シートの下にホットカーペットが敷かれていて座れば暖かかったです。
儀式の間は帽子やマスクを取る様に言われました。
私は儀式の間中正座をしているのは無理だと思ったので最初から足を崩して座りました。妊婦なのだから無理はしないでいいと思いますし、結構みんな正座では無かったです。
私のマフラーはストールになっているのでそれをひざ掛け代わりにかけているととても暖かかったです。
皆がそれぞれ座ると突如太鼓が叩かれ(この音に何人かのお子さんがびっくりして泣いちゃって退散していった)ご祈祷が始まりました。
全体の長さは40分くらいだったと思いますが、ご祈祷の中で神主さんが妊婦さんの名前と住所を読み上げる(住所は市と町までで、番地以下は読まれませんでした)場面がいくつか有ったので、ご祈祷を受ける人数で長さは変わると思います。
ご祈祷中おもむろに助手の方が奥に行き、榊の乗った盆を持って来たのでちょっとやな予感がしたら案の状でした。
一人ずつ名前を呼ばれ、神様の前で榊を受け取り、机の上に備えて「二例二拍手一礼」するというミッションが発生したのです。
しかもやり方を教えて貰えたのは最初のひとりだけ、後の人は前の人の動きを見て覚えろという感じでした。(しかもやり方を教えてくれる声が小さくて後の人にはほとんど聞こえなかった)
私は5番目くらいの場所に居たので前の人のやり方を十分に見ることが出来ましたが、心の準備も無しにいきなりやれと言われた最初の人はさぞ緊張したことだろうと思いました。
最後にご祈祷が済んだ腹帯をもう一度返されて終わりました。
特に以上ですという挨拶もなく、神主さん達が居なくなったから「終わったのか?」という感じでそれぞれ立ち上がって帰りました。
天気が悪く、久しぶりの寒さだったので体を冷やさないか心配しましたが、床暖などが有ったおかげで特に寒い思いはしませんでした。
ですが、逆に言えば床暖しかないのでゆっくり座ってられなかったり、ご両親の膝の上に座られるお子さんなどは寒かったんじゃなかったんだろうかとも思うのでお子さんがご一緒の場合は十分な防寒をして行くと良いと思いました。
服装は皆ラフ過ぎない普段着と言った感じでしたので(逆にスーツの人は一人も居なかったセーフ)体調に合わせた格好をすれば大丈夫だと感じました。
家に帰って腹帯を確認したところ特に特徴も無いただの長くて白い布でした。
ネットで使い方を調べましたがあまり自分向きでは無いなと思ったのでたぶん使わないと思います。
また、腹帯と一緒に安産祈願のお守りも入っていました。薄いタイプなのでおそらく巻いた腹帯に挟むようにして身に着けるようだと思います。
そして天気が悪かったので戌の日参りしました記念写真を撮るの忘れました。
ご祈祷中は携帯の使用禁止でしたので帰るまで電源切ったままでした。
ネバーエンディングつわり
いえ、決して終わっていないというわけでは無いんです。
でも「終わったーーーー!!!」という感じでも無いのです。
15週の頃はいつもと同じようなつわりの症状がありました。
16週に入って常にある「気持ち悪さ」というものは無くなった用に思いますが、空腹になれば気持ち悪いし、理由も無く体がだるかったり、気持ち悪くなったりもします。
16週から安定期という事でパートもボチボチ再開しましたがパート中は頑張れるものの、帰ったらぐったりでその疲れが翌日まで残る事も。
今回の戌の日でも案の定疲れてしまい家に付いたらすぐにバタンキューでした。
食事量は戻って来ては居ますが、妊娠前と同じには戻らなく、また、食欲も戻りません。
つわりの時に受け付けなかった物も多少食べられるようにはなりましたが、やはり完全では有りません。
もともと食べるのが大好きだったのでつわり中食べられなかった物を食べられるようになるのがつわり中の楽しみでもあったのに、未だその領域に達することが出来ていません。
これはまだつわりが続いているという事なのか。
それとも妊婦とはそうゆう物なのか。
妊娠したこと、つわりの時期の間に体の仕組みが変わってしまったのか。
16週を過ぎてそろそろ17週になりますがまだモヤモヤとした気持ちを抱えて過ごしています。