どうも!seiseiです!
最近、CMでも話題になるようになった「無期雇用派遣」と言う働き方。
無期雇用派遣とは?
「派遣」と言う名前がついているのであまり良いイメージがないのが現実です。
私自身、機械系のエンジニアとして無期雇用派遣で働いておりますが、一部はイメージ通りですが、そんなに悪い部分ばかりではありません。
しかし、普通の就職とは違う覚悟が必要になることは以外に知られていません。
そこで、今回は無期雇用派遣で働きたいと思ったときの
心構えを紹介します。
決して難しいことではないですが、普通の正社員とは考え方が変わりますので覚悟してご覧ください。
この記事を読み終わって、難しそうと思う場合は正社員で就職することをおすすめします。
常に勉強し続けることは必須
このブログの中でも何度も言っていますが、無期雇用派遣で働くのなら常に勉強しなくてはなりません。
正社員であれば勉強しなくてもいいのかと言われたらそうではありませんが、ある程度の仕事を覚えてしまえば勉強しなくても自然に体が動くようになります。
実際、私の今の派遣先でも正社員の方は勉強はすることなくアプリゲームの話をしています。
派遣で働いている限り、どんな仕事に派遣されるかは未知数です。常に基本となることを勉強して置かなければ新しい派遣先で即戦力として活躍することができなくなります。
誰が評価してくれるかわからない、将来の役に立つのかもわからない勉強を継続的に続けるのは非常に難しいと思います。
しかし、その勉強を続けるという習慣が、いざ派遣先が決定し仕事を覚えるときに力を発揮します。
普段から勉強しない人がいきなり勉強しようとするとすぐに飽きてしまったり、続かないことがほとんどです。
勉強を習慣にすることは、技術系の派遣社員として働いていく中で最も心得ておかなくてはいけないことですので覚えておいてください。
では、勉強して技術を身につければそのまま働き続けられるのかというと、そう簡単な話ではありません…
技術力よりも人間力重視
私も無期雇用派遣で働くようになって驚いたことは、派遣の契約を切られる理由で最も多いのはコミュニケーション不足でした。
子供の時から、私達はテストの点数で比較されてきました。つまり、何かしらの技術がないと生きていけないと教え込まれています。
しかし、社会に出ると勉強ができるだけでは仕事が成り立ちません。
今まで、机に向かって勉強して良い成績を取ることで一番良い評価をもらえていたのに、いきなり人間力やコミュニケーションなんて言われても対応は難しいと思います。
しかし、派遣で働くと覚悟した場合90%見られるのは人間力の方です。
必ず、派遣先に打ち合わせという形で実際に働く人たちと合うことが必ずあります。
その時に一番見られるのは何だと思いますか?
学歴?資格?それとも今まで培ってきた知識?
確かに多少は見られると思います。
しっかりとした受け答えができるか
ほぼ上記を重点的に見ています。
技術が無くても、しっかりとコミュニケーションがとれて、仕事を教えても受け答えのできる人間であれば問題ありません。
正社員での雇用であれば一生働いてもらうつもりで雇用するため、技術、資格、経歴がかなり重要視されるでしょう。
派遣であれば、最初は技術が必要な仕事よりも、雑務を素早くこなせるかが大切な状況で働くことがほとんどです。
難しい仕事を任されるのは、簡単な仕事の後です。
仕事を覚えるのも大切ですが、まずは自分がしっかりとコミュニケーションを周りと取れているかを常に確認することが非常に大切になります。
人間力を高めることを理解できると、仕事がとてもやりやすい環境を作ることができます。わからないことはすぐに聞けたり、困りごとを相談できる雰囲気も作り出せます。
しかし、派遣されている身分である以上、成果を出さなくてはなりません。そのために大切な心得があります。
すべて自発的に行動する
正社員の人は、口を開けていれば仕事がまわってくるという認識でいる人がとても多いです。
その証拠に、自分の仕事を終わらせることしか考えていなく、自分からこうしていたいという積極的な発言をする人が少ないです。
そのような環境の中で、派遣社員には積極的な行動を常に考えなくてはなりません。
仕事がないからボーッとしているという環境が生まれてしまうのがまずおかしいという感覚が必要です。
仕事があるうちに次の仕事をもらっておく、言われてないから何もしませんでしたでは、派遣はすぐにでも契約を切られてしまいます。
上記で上げたことはスタートラインに過ぎません。
最終的には、派遣先に利益を生み出せるよう自分自身でなにかを作り会議などで発表してみましょう。
派遣社員の90%は、言われたことを確実にこなしていくことだけが大切だと思っています。
確かにそれは正しいことであり、必ず守らなくてはいけません。言われたこともできないのに他のことを実行しようとすれば言われたことだけやってくださいと怒られて当たり前です。
仕事は確実にこなしていって、その合間に派遣先にプラスになることができるとどうでしょうか?
言われたことしかやらない社員の中でも評価されることでしょう。
自分の頭で考えて行動することを忘れないでください。
自発的に行動できて、なおかつ派遣先にも多少なりとも
プラスになることはできた。派遣元からも社員にならないかなど声をかけられるくらい信用されてきた。
この状況、派遣だと非常に危険です…
同じ環境に慣れるのは危険
正社員を目指して無期雇用派遣に就職、転職したのなら何も言いません…
しかし、ほとんどの人はいろんな仕事をしてみたいという理由から無期雇用派遣になったのではないでしょうか…?
確かに安定した環境から抜け出すのって非常に辛くてストレスのかかることだと思います。
同じ環境にいるだけではどうしても成長が高止まりしてしまうのが現実です。なので、勇気を持って自分のやってみたい仕事に飛び込んでみましょう!
私自身、無期雇用派遣として働いて2社目を経験していますが、最初は難しそうと辛いことがたくさんあり大変です。それでも、ある程度の経験を活かすことができればすぐに仕事も覚えられて慣れることができます。
変化を恐れてしまえば、無期雇用派遣ではただの雑用係としていつまでも同じ会社で使い倒されるだけになります…
そうではなく、違う環境に飛び込み、新たなスキル、経験を積み重ねることを常に意識しておくことを心得ておいてください。
最後に…
いかがでしたでしょうか?
なかなか難しい心得であることは重々承知です。
しかし、正社員でも早期退職を迫られるような時代です。ただ仕事をこなしているだけでは必要な人材にはなれないということを薄々感じているでしょう。
その中で、派遣社員という立場で常に必要とされる人材になるにはこの心得を常に意識する必要があります。
これが難しい、厳しそうと思うのであれば正直、派遣社員になるのではなく、正社員で言われたことだけこなす毎日を送った方が幸せになれます。
技術派遣の売り文句は…
「誰でもエンジニアになれる」
「社会から必要とされる人材になれる」
など、綺麗事を並べていることがとても多いです。
現実はそう簡単ではないことを今回の心得で知っていただけたら嬉しいです。
常に自分の立場を意識しながら行動することは一見すると辛く面倒で難しいと思いますが、言われたことだけやる仕事よりは圧倒的に充実感が得られます。
まず最初に、自分から仕事に関わる勉強を始めてみてはどうでしょうか?