コラム

ゆるオタのオススメ~ひだまりスケッチ~

はじめに

私は漫画やアニメが好きないわゆるオタクです。

女性のオタクは乙女ゲームやボーイズラブが好きな俗にいう「腐女子」が多いのですが、私はどちらかと言うと男性オタクが好きな作品の方が好きです。

なので周りに女性のオタクが居てもあんまり好みが合わず、好きな作品の話を共有できないもやもやと付き合っています。

ゆるオタのオススメではそんな女オタクの私が好きな作品をゆるーくオススメするコーナーです。

ひだまりスケッチ

初めてのオススメは「ひだまりスケッチ」です。

「漫画タイムきららキャラット」で連載されている作品で4期にわたりアニメ化もされました。

作者は「魔法少女まどか☆マギカ」(以下まどマギ)で有名な「蒼樹うめ」です。

アニメ制作もまどマギで有名な「シャフト」が製作しています。

1期「ひだまりスケッチ」2期「ひだまりスケッチ365」3期「ひだまりスケッチ☆☆☆」4期「ひだまりスケッチハニカム」がアニメ放送されさらにDVD・Blu-ray限定のスペシャル版やOVAも出ている人気アニメです。

私は2期がたまたま録画されていたことからひだまりスケッチを知りました。そしてその世界観・ストーリーからたちまちファンになりました。

次からはひだまりスケッチの魅力を語って行きましょう。

女子高生のゆるい日常風景

ひだまりスケッチは「ひだまり荘」に一人暮らししながら「私立やまぶき高校美術科」に通う女子高生(4~6人)のゆるーい日常アニメです。
私立やまぶき高校の美術科は他県からの入学希望者も居るほどの超人気校で、その真ん前に建っている「ひだまり荘」は親元離れやまぶき高校の美術科に通うために一人暮らしする子達で集うアパートなのです。
主人公の内気で自分に自信の持てない少女「ゆの」(CV.阿澄佳奈)
天真爛漫で少し変わり者、お金が無くていつもお腹を空かしている「ゆの」のクラスメイト「宮子」(CV.水橋かおり)
料理上手で面倒見の良いいつもダイエットしているけど成功した試しはない「ゆの」と「宮子」の一つ年上の先輩「ヒロ」(CV.後藤邑子)
小説家の仕事をしており中世的な顔と体立ちで大人っぽい「ヒロ」とクラスメイトの「サエ」(CV.新谷良子)
以上の4人が初期メンバーで学年が上がると後輩の「ナズナ」「ノリ」「マツリ」が増えて行きます。
漫画タイムきらら系は総じてほっこり系の漫画が多いですが「ひだまりスケッチ」もその一つで学校とアパートでの日常をほっこりゆるーく過ごす漫画です。
見ていて疲れなくて、作業のBGMに流し見するのにちょうどいい作品で、私もよくサンドトラックを作業中に流して聞いています。
漫画やアニメでは出来事が有った日をピックアップしているのでしょうけど、一人暮らしでバイトもしていなくてそんなに金銭的余裕が無いはずなのに、遊園地に行ったり、美術館に行ったり、プールに行ったり、カラオケに行ったり、銭湯に行ったりと結構豪遊しているのが面白いです。
作中で「いつもはもっとつつましく生きてるのよ。」と発言していたので上記のようなイベントはたまにのご褒美なのでしょうけど・・・「宮子」なんかはお金が無くて水で空腹を紛らわす時なんかもあるのによく付き合っているな、とも思います。
でもよくアニメにあるご都合主義(登場人物の中にお金持ちが居て何でもお金で解決してしまう等)が無くて皆でお金を出し合ってご飯作ったりしている所はリアルだなぁとも感じます。

アニメの魅力

上記でもサントラを作業中に聞いたりすると書きましたが、音楽が作品のゆるさによく合っていていいです。変にガチャガチャして盛り上がるような曲もなく、主人公達の「楽しい」気持ちが伝わってくるような音楽が多いです。なので作業中に聞いていて作業の邪魔をしないし、それでいて「楽しい」気持ちにさせてくれるので作業効率も上がります。

アニメ制作が「シャフト」だと紹介しましたが、しっかり「シャフト」らしさも出ています。

シャフトのアニメはどこか暗くて、芸術美を感じさせるものが多いですがひだまりスケッチは作品の雰囲気に合わせてポップで可愛い作風で描かれています。

ですがシーンの所々に実写を交えていたり、キャラクターたちが机を囲んで談笑しているだけのシーンの端で別作品のキャラクターの小物が出てきたり、シーンが変わるごとに机の上の物が変わっていたり、一見不自然なことが起こっているのに、全然違和感が無く、言われないと気づけないようなギミックがそこかしこにちりばめられて、美術を学ぶキャラ達の世界に有ったアーティスチィックな作風で作られています。

なので見るたびに新しい発見が有って何度でも繰り返し見たくなります。

漫画の作者「蒼樹うめ」も本人役として本人がアテレコして作品中に出てくるのも面白いです。

また、話の時系列がバラバラなのも珍しい点です。

普通はストーリーに合わせて時間が流れていきますが、ひだまりスケッチは一話完結の為「キャラクター達が過ごしている日常」という主軸が有る限り時間列が前後しても特に困らないのです。

例えばアニメ1期で体育祭前日準備の回が有り、普通ならば次の週がその当日となりますが、当日の話はアニメ2期で放送されるといったことが多々有ります。

なのでアニメを見ていて、キャラクター達がその事を有ったかのように話すのですが私達視聴者は(あれ?その話知らない。見そびれたのかな?)となります。でもアニメを視聴していくとその前後関係が見えてきて、「なるほど!」となるのです。

一度もやもやっとはしますが、それもまた「シャフト」ならではのテクニックで面白いです。

なので放送中を見るより、レンタルなどして一気に見れる今の方が全体をとらえやすくていいかもしれません。

1期・2期で一年。3期4期で一年というくくりなのでそのセットで見ると良いです。

漫画では主人公の「ゆの」達が3年生になるところまで進んでいますが、アニメでは「サエ」「ヒロ」が卒業するところまでしか放送されていません。

今が丁度キリが良いところなので今から見るのに最適だと思います。

私は食いしん坊なので食べるシーンが多いアニメが好きなのですが、ひだまりスケッチにも料理上手な「ヒロ」がいるので食事シーンが多いのも魅力です。

よく皆で食材費を出し合って「ヒロ」の家で食事することが有るのですが、「ヒロ」の料理スキルが女子高生を超えていてとても美味しそうな物を出してくるので見ているこっちもお腹が空きます。

生の栗から栗ご飯を作ったり、皆で栽培したトマトでトマトのフルコース(ピザ、パスタ、スープ、カプレーゼ、トマトシャーベット)を作ったりします。他にも焼肉の食べ放題に行ったり、ファミリーレストランに行ったり、バーベキューしたり・・・(何個かアニメオリジナルシナリオです。)

飯テロアニメです。

最後に

漫画の方はあまり進んでないですが(微熱空間という新作を同時連載中だから?)「ヒロ」や「サエ」が卒業してもちょくちょく出てくるし、「ゆの」と「宮子」はどんな進路に進んでいくのか。これからの展開が楽しみです!

そしてDVDを3期までは集めたので、4期集めるのが目前の目標です。

 

 

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saesae
ブログ設営者の妻 マタニティー、育児、ゆるオタのすすめの記事を更新しております! 趣味はアニメ鑑賞、読書、ゲーム 最近は「あつまれどうぶつの森」が楽しみでしょうがない