サラリーマン知識

働かないおじさんにならないために

働かないおじさんとは、40代前半~50代後半にかけて、

ただパソコンの前にいるだけで仕事をしないおじさんの総称です。

いま、働かないおじさんが大問題になっています。

会社には約2割のほとんど働いていない人が存在します。

この2割が働かないおじさんと言われる人です。

 

昆虫界でもそれに似た現象があります。

働きアリの法則で、100匹のアリを集めて観察すると約20匹のアリは働かなくなります。

残りの80匹だけ集めると約20匹は働かなくなります。

このように約2割は必ず働かなくなります。

なぜこのような状況になるかと言うと、

働き蟻のどれかが働けなくなったとき、

すぐに代わりになれるよう待機しているそうです。

さて、人間界ではどうでしょうか?

前置きが長くなりましたが、本題に入ってい行きます。

 

無駄に高いプライドを捨てる

 

今すぐ捨てて下さい。今すぐです。

自分より若い人間に指示されるがとても嫌な人は、

働かないおじさんになる傾向にあります。

なぜか?

プライドが高いからです。

何故プライドが高いといけないのか。

それは、時代の変化に対応できなくなるからです。

 

若手社員ほど、頭も回り吸収の早い人間はいません。

新しい知識や、様々な発想がどんどん出てくるでしょう。

その代わり、昭和世代の人では考えられないような発言や行動をするかもしれません。

そういう状況に立った時

「なんだ今の若手は・・・こんなことするのか・・・」

と思うのか

 

「時代は変わったんだね、俺たちも変わって行かなきゃ」

と思うのか。

 

確かに昔は

『そんなこともしらないんですかー?』

 

なーんていう、上下関係がバチバチの時代だったかもしれません。

しかし、それは昔の話。

 

今の若手は、コミュニケーションが上手では無いので、傲慢な態度をとる人は

ほとんどいません。

素直に、自分がわからなくて、若手がわかる事は聞きましょう。

今は時代の流れの速度が桁違いなんです。

新しい若手にたくさん聞いて、新しい知識を学ぼうとしなければなりません!

プライドは持つのはいいのですが、高いのは無駄です!

 

常に学ぶ姿勢を持つ

これを忘れてしまっている人、働かないおじさんになる傾向にあります。

先ほどの「プライドを捨てる」という説明時に述べましたが、

どんな人からも学ぶ姿勢でなくてはなりません。

それが嫌なら、自分から勉強するようにしましょう!

 

未だにこんなことを言っていませんか?

「こんなこと、自分にはできない。今までのやり方が一番楽だ!」

 

もうこれ最悪です。

一番楽なのはあなただけです。新しいことに対応させていく労力を

消費したくないだけですよね?

 

古い仕事のやり方を全て否定するわけではありません。

しかし、一度新しい事やってみようと言う気持ちを持ってください。

 

仕事がやりずらくなるかもしれません・・・。

周りの若手が「仕事やりやすくなった」と言っていたら、それは時代が変わった証拠。

勉強するなり、若手に聞くなりして対応していきましょう。

 

それができなければ、若手に置いていかれてしまいます・・・

 

自分から積極的に仕事をする

 

これをしない人・・・本当にダメですよ・・・

若手の頃は、経験の為といろんな仕事をさせてもらえます。

つまり、自分で仕事を探さなくても勝手に割り振られていきます。

よっぽど仕事ができない事が無い限りは、座っているだけで仕事が来ました。

 

ある程度の年齢になると、仕事は自分から探さなくてはなりません・・・

管理職に付いていれば、部下の面倒を見るだけでいいかもしれません。

しかし、ある程度の年齢になれば、わざわざ仕事を任されることなんてほとんどありません。

何故なら、話を掛けにくくなるからです。

若手にもできそうな仕事を、わざわざ座っているだけのおじさんに渡すはずがありません。

 

能力のあるおじさんなら問題ないのですが・・・

 

何か仕事があるなら、自分からやりますと手を上げるくらいで行きましょう。

若手のサポートに積極的に回るのもいいかもしれません。

 

一番良くないのは、誰かがどうせやるんだろと言って、腕を組んでいることです。

 

最後に・・・

働かないおじさんだけが悪いわけでは無いのです・・・。

 

ちょっと言い方を変えると、

働けないおじさんです

 

私のような平成生まれの人間は、学生の頃からパソコンを操作し、

電子機器を自由に扱える世代です。

 

しかし、昭和生まれの人たちはどうでしょうか。

学生の頃、パソコンなんて無かったと思います。

自分から学ぼうとしな人は、パソコンさえも使えない状況です。

 

確かに、自ら学ぶ姿勢はとっても大切ですが、

会社が、今の時代に合ったセミナーを受けさせるなどして、仕事のできない人間が

出ないように対処するのも大切だと私は感じます。

 

そう、学ぶ機会を与えて上げなくてはならないのです。

 

実際、仕事を頑張りたいけど、今の時代のやり方に付いていけなくて困っている人が、

中小企業の中では多くいるそうです。

 

新しいことに対応していけるだけの知識を積極的に伸ばしていくことが

これからの課題となって行くのではないでしょうか。

 

(まぁ、本気で会社に貢献したい人は、勝手に操作方法を学んで仕事進めるので

働かないおじさんには絶対にならないんですけどね・・・)

 

 

 

 

 

 

 

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Seisei
家族を優先する働き方、若手エンジニアへのアドバイスをメインにブログを投稿しています! 4人家族、一家の大黒柱です!