我が家の愛ハムスターさとちゃんは可愛い見た目でその昔凄い悪事を働いたことがあります。
そう、大脱走です。
平日の朝5時半
深い眠りについていた私を夫が鬼気迫る声で起こしました。
「さとちゃんが脱走した!」
夫が朝ハムスターの生存確認をしたところ反応が無く、小屋中を探してもその姿が無かったのです。
実はさとちゃんの脱走はこれが2回目で、前回は玄関であっさり見つかったのですが、今回は15分探しても見つかりません。
ジャンガリアンハムスターのせいやは小さいのでどんなところにも入ってしまえますが、
ゴールデンハムスターのさとちゃんは結構な大きさが有るので意外と隠れる場所が限定されます。
ですが全く見つからず、音さえもせず、焦りが出てきました。
ただ過去に様々なハムスターに脱走された私の経験として、ハムスターに脱走されたときは
①ハムスターの入り込めそうなところを探す
②可能な限り静かにしてハムスターの物音を捕らえる
事が有効でしたので、今回もひたすらに耳を澄ましました。
すると冷蔵庫の後ろからペレットが転がるような音が聞こえたのです。
さとちゃんの大きさで冷蔵庫の裏に入れるのか?
そんな疑問を抱きつつ、下手に冷蔵庫を動かして体を挟んでしまうといけないので大好きなおやつで釣ることにしました。
すると・・・
のこのこと出てきました!!(馬鹿めが)
その後軍手をはめた手で素早く確保することに成功しました。
冷蔵庫の裏に持ち込んだであろう物を回収しないとゴキさんが出てしまうので冷蔵庫を動かしてみることに・・・
なんと!さとちゃんは冷蔵庫の裏ではなく、冷蔵庫の中に別荘を作っていたもよう。
しかもその巣材の量からこの脱走は1度や2度ではなく何往復もしていたことが判明!!
別荘と本邸を行ったり来たりできる賢さに驚きつつも、何してくれとんだという気持ちのほうが大きいのもまた事実。
さらに大事な配線を一つ噛みちぎっており冷蔵庫が壊れてしまっていました。
私はさとちゃんが感電死しなかった事に安堵していましたが、夫は予想外の大出費に落ち込みながら出社して行きました。
この話を私の父に話したところ、切れた配線を繋ぎ直せれば冷蔵庫も直ると
直し方を教えてもらい、帰宅した夫に実行してもらったら見事復活!!
不幸中の幸いで冷蔵庫の中身が少なかったことも有り損失はほぼ無しという結果に。
さとちゃんは反省してもらうため、
ケージを水槽に、木の小屋からクリアな小屋に変更しました。
この後も脱走を企てる姿を見ますが、その壁はとてつもなく高いようです。