サラリーマン知識

仕事のできないと判断された人の育て方

まず大前提に、

「お前は仕事ができない!」

声に出して言う人、私は大嫌いです。

しかし、どうしても仕事ができないと判断されてしまう人っています。

私の部署は仕事のできない人が行き先が無くなった後に行くの受け皿のような役割をしています。

その中で私は5年間教育係をしてきました。

この経験から、

仕事のできない人を、仕事のできる人へ変化させる方法を教えます!

 

仕事ができないと判断されてしまった人の特徴

まず仕事ができないと判断されてしまった人の特徴を頭に入れておきましょう。

あくまでも過去形です。

はっきり言います。

何かの病気の人を除けば仕事のできない人なんて存在しません。

仕事がその人に合っていないだけです。

しゃべるのが苦手な人に営業の仕事を与えたところで、成果は出ません。

計算が苦手な人に強度計算の仕事を与えてはただただ寝るだけです。

しかし、第三者から見ると仕事のできない人になってしまうのです。

要領の良い人は、なんとなくで苦手な事もこなしてしまいます。

しかし、サラリーマン全員がそうではありません。

以下のような特徴の人は要領が悪く、気にかけてあげないといけません。

 

真面目な性格

仕事ができないと判断された人のほとんどはとても真面目な人です。

返事もよく、挨拶もちゃんとします。

できないことでもできると言い、

断れない性格であることがほとんどです。

多くの雑用をあたえられがちです。

言われたことしかやらない、できない、できなくさせられた?

いろんな雑用ばかりを任されるため、

自分の頭で考えて仕事をすることが苦手な面があります。

自分で考えて雑用を効率化使用としても、

「訳のわからないことをするな!」

と、言われてしまいます。

真面目な性格の子は、上司の言うことに忠実に従います。

まるで、学校の先生と生徒のように…

 

常に上司の顔色を伺う

私も頻繁に上司の顔色を伺いながらも、びくびくしながら話をかけていました。

上司には気を使ってなんぼみたいな風潮がいまだにあります。

あまりにも伺いすぎて、わからないとこも質問できず、

仕事ができない人と判断されてしまいます。

これは上司に問題があると思うのですが・・・

 

自分に自信が無い

自信がないせいか、常におどおどしています。

なかなか、人の目を見て話すことができない様子が見られます。

怒られるんじゃないかと、意見を言えないことが多いです。

それが、イライラするという人結構多いですね。

 

以上、3つほど紹介いたしました。

私が見ている限り、嫌な上司や、部下に怒ってばかりの上司に

当たってしまうと最悪です。

では、そういう真面目な人間は使えないままなのでしょうか?

そんなことありません。

使える人材にするのは簡単です!

 

仕事のできる人に変身させる方法

自信をつけさせる

仕事ができないと言われた人は、自身が全くありません。

その気持ち、私にはとてもわかります。

どうしても、自分は使えない人間と誰かに言われたり、

自分で思っていると、

本当に自分が仕事のできない人間なんだと思い込まされます。

私の職場は、

仕事のできない人を罵倒するような言葉が横行しています。

「相手にされているだけましだ!」

なーんていう、上司いますが…

心を折る発言は、相手にされているのとは違います。

自信を持って仕事をしてもらうためにも、

まず、その人のパフォーマンスが全力で出せる

環境作りをしましょう。

私が行っている、自信を付けさせる方法は・・・

  1. 簡単な仕事でもいいので、仕事を任せる。
  1. わからない事は何度でも聞いてよいと言う。
  2. 小さな成功を積み重ねさせる。

 

まず、仕事を任せると言う行為を行う事で、

自分にも仕事がある、できることがあると思ってもらいます。

次に、何度でもわからないことを聞けると言う環境を作ることで、

失敗を防ぎます。

最後に、小さな成功が何度も繰り返されることで、自信がついていきます!

 

決して怒らない、誉めない

難しいですね。

だからこそやる価値があります。

怒るの、簡単ですよね。

誉めるの、簡単ですよね。

なぜだかわかりますか?

考えなくてもできることだからです。

できたことをすごいねと言うの簡単です。

できないことを探して指摘するの簡単です。

でも、これでは常に自分が上に立っていると言う感情が生まれてしまいます。

すると、相手の気持ちをうまくわかってあげられません。

上から指示や意見をするのではなく、

常に同じ目線で話をしましょう。

褒める、怒るは、

「自分が上なんだぞ!」

とアピールするための材料でしかありません。

ではなんていえばよいのでしょうか。

簡単です。

褒めるのではなく感謝をする。

怒るのではなく、共に悪かった原因を考える。

ただこれだけです。

 

最後に私が伝えたい事

仕事のできない部下をもつ上司と話をすることがあります。

その人は常に、後輩を使えないと言っています。

「なぜ教育してあげないんですか?」

と、質問をすると

「仕事は見て覚えるんだよ。質問とかしてる時点で甘えだ」

と返答してきます。

私は思います。

「この人、頭を使うのが面倒なだけだな」

教えるって難しいんです。

どうやったら、自分の技術を伝えられるか考えなくてはなりません。

しかし、自分も先輩から見て覚えろと言われ、苦労して身に着けた知識を、

簡単に教えて、すぐにマスターされてしまうと惨めな気持ちになるのでしょう。

だから、見て覚えろなんて言って、技術を簡単に覚えさせないようにしているのです。

そうした方が、

「先輩ってこんなに難しい事が出来るんですね!」

と周りから評価されやすいですからね。

そんな上司に付いていては

そりゃ仕事のできない人になってしまいます。

教えてくれないんだから。

こんな上司にならないよう、仕事ができないと言われている人が居たら、

まず、できることを少しずつやらせていきましょう。

 

まず、”仕事ができない人”と言う色眼鏡で見るのやめてから行動してください。

 

是非、自分はこんな上司にあたって人生が変わったなど

コメントいただけると嬉しいです!

ABOUT ME
Seisei
家族を優先する働き方、若手エンジニアへのアドバイスをメインにブログを投稿しています! 4人家族、一家の大黒柱です!