技術者として働いていると、無理な要求や曖昧な指示、理不尽な発言による叱責などなど…
どうしても気持ちが高ぶったり悲しくなったりすることがよくあります。
私はそんな環境下でも、常に笑顔でいられるという特技を持っています。
今回は、私の生き方の軸と言っても過言ではない、「陽気でいられる心構え」をお伝えしたいと思います。
常にプラス思考
自分の考え方一つで、マイナスに捉えることも、プラスに捉える事もできます。
例えば、電車が遅れて遅刻をしてしまったときを考えてみましょう。
普通であれば、
「なんで電車が遅れてんだよ…しっかり対応しておけよ…」
と、遅れた原因に対して怒りを覚えると思います。
ひどいと、駅員さんに怒鳴ってる人もいますよね…いつもわけが分からないのですが…
しかし、プラス思考に考えたらどうでしょうか?
「おっ、電車遅延か〜電車が遅れたときどうするかの対処法が学べるぞ!」
と、なにか学べるという思考にすると、怒ることもなく、自分がどうすればよいかを冷静に考えられるようになります。
ほんの一例ですが、エンジニアとして働いていてると、電車の遅延なんかよりもひどいことが突然起こることはよくあります。
そんな環境の中で、毎回マイナス思考で働いていれば、気分も落ち込むし、笑顔もなくなり、常に怒りっぽい状態になるのは当たり前です。
(まさに今の日本企業のサラリーマンって感じです…)
マイナス思考をやめるのは非常に大変なので、プラス思考を意識的に始めてみましょう。
「良い方に無理やり捉えるとどうなるかな?」
と、常に考えていると、マイナス思考で考えるのが辛くなってきますのでオススメです
人の悪口、嫌味は言わない、思わない
悪口と陽気でいられることに因果関係があるの?と不思議に思いますよね…
これは、私が実践して効果的だった一番の陽気でいられる方法になります。
私は常にプラス思考で、笑顔でいることはできたのですが、どうしても心から陽気でいることができませんでした。
まわりからは、
「お前はいつも元気だな!」
と、言われていたものの、内心は『そんなふうに振る舞っているだけだよ…』と自分の本当の気持ちを押し殺しているところがありました…
いつも陽気であることを他の人に言われたときに、まず思っていたのは、『あなたは感情をそのまま出しても良いから気楽でいいですよねっ』と、嫌味のような感情でした。
この感情をなくすには、どうしたらよいか…?
そう考えたときに、人の悪口、嫌味は言わないし、思わないことが必要なのでは?と結論付けました。
習慣のように、人の嫌なところを口には出さなくても、心のなかでは言ってもよいだろうと思っていた私にはなかなか難しい習慣でした。
不思議なもので、意識的に人の悪口や嫌味を言わないように、言わないように、することは気持ちが良いことなので、自分が思っていたよりも簡単に習慣にすることができました。
それからは、素直に相手の褒め言葉を聞くことができて、常に陽気でいられるメンタルを得ることができるようになりました。
人に思っていることは自分にいつか降り掛かってくると思うことが大切です。
他人に期待しない
人間関係の中で、怒りを覚える原因は他人に対して期待をしてしまうことで起こります。
「〜さんなら私の気持ちわかると思ったのに…」
「こうしてくれれば仕事もし易いのに…」
上記の言葉の対象は自分の思い通りにいかない状況にあります。
少しでも思い通りになると、怒りが収まるのですが、大体のことは全く思い通りにならないどころが酷い状況になることがほとんどです…
なので、私は他人や自分ではどうにもならないことには期待しないようにしています。
期待しなければ、自分の思い通りにいかなくても、まぁ仕方ないかとスッパリ諦められます。
自分でなんとかできる部分に注視して、あとは期待せずに、自分の思い通りになったらラッキーと言う心持ちでいましょう。
他人を変えたいと思うのではなく、自分が変わりましょうということです。
最後に
感情というものは自分の考え方で良くなったり悪くなったりします。
普通の人であれば犬に吠えられても何も思いませんよね?
その犬が、犬語で悪口を言ってたとしても、何を言っているのかわかりません。
これと一緒で、感情を揺さぶってくる事象に対して、気にしなければ犬が吠えているのと一緒です。
まず、陽気に過ごしていられる第一歩として、自分がどんなことで感情が揺さぶられるかを客観的に調べてみましょう!
感情が揺れるその言葉や事象があなたが他人に期待していることです。
そこを気にしない生活を始めてみてください。