どうも!seiseiです。
少し攻めたタイトルですが理由があります。
私自身転職して半年が過ぎました。
残業をしないようにと考えていても結局残業してしまっている自分がいました。
どうしても残業しないといけないと言う状況は確かにあります。
しかし、自分でどうにか残業しなくても済むように動けたのに動かなかった時がありました。
このままでは良く無いと強く思ったので、
今回は残業することに意味のないことを皆様に伝え、
自分に言い聞かせようと思います。
残業ありきでスケジュールを立ててしまう
残業が慢性化している企業の社員の考え方です。
「これくらいなら残業時間を使って終わらせれば何とか・・・」
このように考えてしまうと残業ありきでの仕事の計画を立ててしまう習慣ができます。
大体の人が言っています。
残業しないと終わらない業務量に対してなぜ疑問を持たないのでしょうか?
私自身、中小企業、大手企業の二社経験していますが、任されている仕事量は明らかに残業しないといけないレベルでした。
それは、残業すればなんとか…というスケジュールを無意識に立ててしまうので、
仕事量が自然に多くなってしまい最終的には残業ばかりで自分や家族を苦しめることになります。
現代では、残業しないと終わらないくらいの業務量を任せることはパワハラになり犯罪になります。
昔であれば、「この程度の仕事こなせないで何弱音言ってるんだ!」なんて言われていました。
仕事を任されるときは、しっかり自分の力量を測り残業しなくても終わるスケジュールを立てましょう。
残業代欲しさにダラダラしごとをしてしまう
意外と誤解していることです。
果たしてそうでしょうか?
残業代欲しさにダラダラ仕事していませんか?
確かに仕事を任されるのは実力かもしれません。
しかし、残業をしてまで仕事を終わらせるのは実力なのでしょうか?
仕事のできる人は残業せずにテキパキと手を動かして仕事をしています。
残業ばかりしている人は、パソコンの前でずーーーーっと考え込んでいます。
(喋ってばかりのお抱え社員もかなりいますが…)
それでも、残業した分は給料としてもらえるからダラダラ仕事するんですよね…
優秀な人の給料の上がらない理由です。
もはや、残業代を込みで生活基盤を立ててしまっている人もいますよね…
このような人が、最近では早期退職の対象者になっています。
そう、無駄な残業はついに取り締まられる時代になっています。
これからの時代を生きていくには、残業しないで仕事を終わらせる力が必ず必要になります。
無駄に利益も産まないで、残業代ばかり無駄に稼ごうとする社員は会社から必要ないと言われます。
残業が青天井でできていた時代で一所懸命に働いていた人からすると、いきなり給料が下がっているのと同じくらい
残業できないことへの打撃は大きいと思います・・・
しかし、時代は変わっていきます。時代に合った働き方をしないと置いて行かれるどころか、
仕事が見つからなくなることでしょう。
効率的に仕事を行い、ダラダラ残業することは一切やめましょう!
これだけ時代が残業削減に積極的になっていても、効率的に仕事しない人、効率化を考えない人は
なぜなのでしょうか?
効率的に仕事をしようと思わなくなる
ダラダラ働いている人の方が給料高いのが現実です・・・
これでは、効率的に仕事をしようと思わなくなるのは当たり前です。
私自身、ダラダラ仕事をすることは嫌いでどんどん新しい仕事に手を出すのですが、どんなに数多くの仕事を完了させて定時で帰っても
給料は1円も上がりません・・・
それなら、ダラダラ仕事して残業代を稼いだ方が圧倒的に得です。
この給料が上がらないからダラダラ残業するというのは一見間違っていないように見えます。
それでも私は、残業は無駄だと言います。
そのような働き方は果たして自分の価値を高めるのでしょうか?
残業代が欲しいという理由だけで、ダラダラ残業して給料を貰うことはあなたの出世、将来につながりますか?
自分の価値を高めたい、会社に貢献したいと思うのであれば、残業をしないで効率的に仕事をしなくてはなりません。
これからの時代、効率化を目指し、人ではなくロボットに仕事が置き換わります。
人がいらなくなった時、必要とされる人間はどのような人でしょうか?
もちろん、効率的に仕事すすめることのできる仕組み化ができる人です。
今、お金が貰えればそれでいい人は、そのままダラダラ残業を続けても良いでしょう。
しかし、これからもっと時代に合わせた働き方をしていきたい、給料を上げていきたいと思うのなら、
残業をしない、効率的な働き方を目指すべきです。
せっかく効率的に働いているのに給料が上がらない、年功序列が当たり前になっていると思うのであれば、
転職すればいい話です。今は本当にそのような流動性のある時代になっています。
残業は他にも大きな弊害が存在します・・・
家族に負担をかけてしまう
家族を犠牲にしてまで頑張る仕事って何なのでしょうか?
私は、残業平均が80時間の会社に勤めていたことがありました。
働いている人の顔はいつも怒っていてい、家に帰っても居場所がないとつぶやいている人がほとんどでした。
会社では残業が多いから自分は偉いんだと、堂々とした態度で座っていられますが家ではどんな感じだったのでしょうか・・・
確かに、昔は残業して頑張った分だけ出世ができたり、家族に欲しいものを買ってあげられたりしていました。
妻は専業主婦が当たり前で、夫は外で頑張っているのだから酔って帰ってきても笑顔で迎えてあげて、
家にいる妻は家事、子育てに追われ、自分の時間がないことが普通でした。
なぜなら、女性がお金を十分に稼ぐことのできる時代ではなかったからです。
そして、何より税金が安く、夫の給料だけで十分に暮らしてくことができていました。
現在はどうでしょうか?
残業を100時間やっていても、妻はパートで働いている人が私の周りにはたくさんいました。
共働きでも、家計を支えるのがやっとの時代になってしまいました・・・
そのうえで、妻にはパート、子育て、家事をすべて任せるのはどうなのでしょうか?
残業して、遅く帰ってきて、家事や子育てに参加しないのはおかしいと思いませんか?
残業することで、お金を稼ぐことはできますが、果たして家族の関係はどうなるでしょうか・・・
家に居場所がなくなることは当たり前の事実だと私は思っています。
家族のいる方で、残業が慢性化している方は一度自分の態度を改めた方が良いと思います。
妻は、残業して稼いで来い!と言うかもしれませんが、本音は違うと思います。
ほんの少しだけでもいいです。
早く帰ってきて、何か家事を手伝ってみてください。
最初は気持ち悪がられるかもしれませんが、やってほしかったと本音が出てきますよ!
最後に伝えたいこと
残業については昭和生まれの人と、平成生まれの人では捉え方が違うと思います。
残業は、仕事ができるサラリーマンである証拠だと思っている方はまだいます。
昭和生まれの40代後半の先輩から聞いた残業に対する考え方を紹介したいと思います。
是非、皆様はどう思うか考えてみてください。
こんな発言から、飲み会が始まりました。
私の前職が建設関係だったこともあり、現場で働いている人の話を聞くと100時間残業は昭和時代では普通だったそうです。
残業代は100%出るため、毎月ボーナスかと思われるような給料を貰っていました。
しかし、時代が変わり、残業も45時間以上できなくなりました。
すると、残業代が極端に低くなり生活が苦しくなることが40代中ではあるあるの話になっているそうで・・・
40代にもなると体の動きが鈍くなり、建築現場では災害につながると言われ事務所に移動させられます。
すると、残業もできなければ現場手当もつきません。
現場で働いていた時よりも給料が1/3減ってしまいます。
「残業ありきの給料でローン組んだ俺たちはどうするんだよ!!」
「会社は何もしてくれない!」
いたるところで愚痴大会が始まっていました。
愚痴を言っている人たちのいつも行きつく結論は無駄に残業をする事です。
私は黙って話を聞いていました。すると・・・
「お前の時代はかわいそうだな!全然給料もらえないだろ?」
「出世もできなけりゃ、給料も上がらないもんな(笑)」
さて、これが残業していることが偉いと思っていた人たちの末路です。
建築現場でも残業することなく効率的に作業していた人は、現場から離れても管理職について、
残業しなくても、役割報酬をもらっています。
果たして、上記の人たちが言っているように会社のせいなのでしょうか?
私の意見ですが、残業で得た給料を自分の実力だと思っている時点で論外だと思います。
残業ばかりするのではなく、自分のスキルを高めたり、家族を大切にして自分のキャリアアップを応援してもらったり・・・
そして、給料の高い会社に転職すれば良いのです。
勉強をしないでだらだら仕事をつづけた結果が、給料が下がるという状況を作っています。
こんな個人で開いているサイトにまで目を配ってくれてる方は、残業に対してあまり良い印象は持っていないと思います。
その感覚は忘れないでください。
如何に効率よく仕事をするかを常に考えるようにしましょう。
残業代を稼いでワイワイしている人は、その場限りの人間です。
常に先を見て行動する人間ほど残業はしません・・・・