無期雇用派遣関係

無期雇用派遣の現実

どうも!seiseiです。

最近は転職が普通になってきて、この「無期雇用派遣」に関する質問が多く寄せられています。

この、「無期雇用派遣」という形態は、就職活動、転職活動をしているとかならずと言って良いほど目に付きます。

なぜかと言うと、派遣している社員がいる企業の業種すべてを検索情報として載せることができるため、

こんな仕事がしたいな、と言う抽象的な検索を掛けると、様々な業界に精通する「無期雇用派遣」が出てくるのです。

派遣と言う名前がついているため、なかなか受け入れられないこの業界は食わず嫌いな人が多いと思います。

私自身、転職活動を二回ほど行ったのですが、一回目の転職活動ではこの無期雇用派遣の働き方を推奨され、

自分の転職先は、派遣とつく場所しかないのか。。。と1度転職活動をあきらめています。

二回目の転職では、その無期雇用派遣の会社に勤めることになるのですが、結果的には良かったと思っています。

無期雇用派遣の詳細が知りたい方は、是非下記の記事を読んでみてください。

無期雇用派遣の働き方を選んだ理由

では、無期雇用派遣の現実をお伝えしていきたいと思います。

「派遣」と言う言葉の偏見を捨てよう

「派遣切り」と言う言葉が流行っているのをご存知でしょうか?

このコロナが率流行する前から言われていた言葉です。

会社の経営が立ち行かなくなっていくと、

人件費を削減するために人を減らします。

このときに、真っ先に対象となるのは「派遣」という
働き方をしている人から削減されます。

正社員であれば、そう簡単に会社をやめさせることはできません。

ここの違いが安定を求める日本人からすると、
派遣と言う言葉に恐怖を覚える原因となっています。

質問者
質問者
何があっても首にされない正社員がいいよなー!
seisei
seisei
安定していて、心配が少ないのは認めるよ。でも…

無期雇用派遣も、一応派遣元に正社員として雇われているため、派遣先がなくても給料は支払われます。

しかし、派遣先がなければ給料も大幅に下がります。

正社員、派遣どちらも経験している私の実体験から述べると、

今の時代、派遣という働き方の方が働きやすいというのが結論です。

理由を一つ一つ説明していきます。

業界の流行り廃りに対応して働ける

無期雇用派遣の最大のメリットではないかと私は思っています。

私は、自分の派遣元の会社の営業さんからこんな話を聞いたことがあります。。。

~二つ折り携帯が無くなった日~

ある会社では、二つ折り携帯の筐体の設計、製造を行っていました。

これから先、これ以上の通信機器は出ないだろうと二つ折り携帯の設計、製造一本で
経営をしていたそうです。

しかし現在、二つ折り携帯はほとんど見なくなりました。

その会社は、経営が困難になってしまいました。

その会社で働いていた無期雇用派遣の人は、その二つ折り携帯の筐体を作る技術をもって
すんなりとほかの会社に移動できました。

その会社の正社員は、この会社で一生働くつもりだったので、ほかの仕事をするなんて考えられないと
つぶれそうな会社にしがみつくことになりました。

この、変化の激しい時代に、ひとつの会社で働くという考え方はどれだけ危険なことか
私のブログを見ている方なら重々承知だと思います。

質問者
質問者
別に転職したらいいんじゃないんの?
seisei
seisei
転職活動を甘く見過ぎです・・・

確かに、正社員として働いている人と無期雇用派遣で派遣社員として働いている人、第三者から見ると派遣の人は雑用ばかり
と言う印象をお持ちの方が多いと思います。

転職の面接でも、「正社員で働いていました!」と言った方が聞こえは良いでしょう。

しかし、現代ではその価値観も変わりつつあります。

変化の激しいこのご時世、ひとつの会社で働いた人間と、いろんな会社を経験して働いてきた人間、
どちらが対応していける社員でしょうか?

責任を最低限しか負わなくて良い

責任を負いたくないと感じる人がとても増えています。

私は責任を負うことに抵抗はないのですが、性格上自分を追い詰めてしまうので
なるべく責任は小さくするようにしています。

正社員だと必ずと言っていいほど大きな責任を持たされます。

しかし、現代では責任と仕事量に対して給料が全く釣り合いません・・・

出世して、ソリティアやってるだけで給料をもらえている時代があったみたいですが…

男なら仕事に真剣になれと怒られそうな考え方ですが、私は責任を負ってまでお金がほしいとは思いません。

嫌ならすぐに仕事を変えられる

派遣は嫌なら3ヶ月ほどで、派遣先を変えることができます。

正社員として就職してしまうと、嫌になったら最後です。

早く辞めれば履歴書に傷がつき、3年以上は我慢して働かないといけません。

この変化の激しい世の中で、いつまでも残っていける会社は大手企業でないと難しいでしょう。

そして、一生をかけてやりたいと思う仕事がそんなにすぐに見つかるわけがありません。

新卒で入って、その会社で一生働き続けられる人は現代ではほとんどいません。

それはなぜでしょうか?

会社に長くいたところで、給料がほとんど変わらないからです。

給料よりも仕事が大事なんだという人には縁のない話かと思いますが・・・

自分の適性の仕事を探しやすい利点は大きいです。

正社員より価値がある

質問者
質問者
派遣は責任がないから、重要な仕事も任されないし
社会人としての価値は低いと言われそう…
seisei
seisei
それは勘違いです…

多くの人が、派遣は簡単な仕事しか任されないからスキルが上がらないと思っています。

正社員より価値があるかと問われれば、半分正解で半分間違いというところが私の結論です。

・何も考えず、ただ言われてことを黙々とこなすだけで出世ができるのが正社員です。

・派遣先に切られないよう、工夫をしてスキルを高めて働くのが派遣社員です。

上記2つの考え方だと、派遣社員の方が価値があるように見えますよね。

逆に、正社員の方でも、会社にずっといられるようにスキルを高める社員や

派遣と言う立場にも関わらず、言われたことだけ黙々と行う人もいます。

私自身、正社員と派遣社員を経験していますが、働く意欲が全然違います!

派遣社員であれば、お客様に派遣契約を切られてしまわないよう自分から発言行動し、貢献しようと思います。

なぜなら、成果を残さないと派遣を切られるというプレッシャーがあるからです。

正社員だと、どんなに成果を上げてもダラダラ働く社員と給料は一緒です・・・

なので、ダラダラ働く社員が多い傾向にあります。

働く人本人の意識の問題だと言われてしまえばそれまでですが、

派遣社員の方が、価値のある経験、意識を持っていると私は実感しています。

常に新しいことを学べる

学べるというよりも、学ばないといけません。

これを良しとする人もいれば、合わない人もいます。

毎日ルーティン作業でも苦にならない人であれば正社員で働くのが良いでしょう。

私は色んな技術を学びたい、そしてルーティン作業は
苦手で嫌なのでこの働き方があっています。

確かに、新しいことを派遣先が変わるごとに覚えなくてはならないのは大変です。

しかし、いつでも新しい気持ちで学ぶことができ、ダラダラ仕事をすることが一切無くなります!

そして、派遣先が変わるときには毎回面談をしますが、これも私的には派遣でしか味わえない緊張感で好きです。
(性格が変わってるとよく言われる原因…)

いつまでもこの会社にいるのかぁ…と思う人は是非、
無期雇用派遣と言う働き方を視野に入れてもいいかもしれません。

次の項目からデメリットも紹介していきます。

年齢が上がると、派遣先が決まりにくい

決まりにくい人もいる、と言う言い方が正しいです。

意外に転職エージェントも教えてくれないデメリットなのでよく覚えておいてください。

年齢に見合った技術力を持っていないと派遣先が決まらなくなります

正社員であれば、会社に長くいると言うだけで給料が上がり、そう簡単に会社をクビになることはありません。

しかし、無期雇用派遣だと、仕事をクビになることはありませんが、派遣先が決まらない地獄の状況になります。

最低限の給料しか貰えず、待ちの状態になります…

ボーナスの査定にも大きく響く、重大な問題です。

なので、常に自分を高めどこでも通用するような技術者を目指さなくてはなりません。

逆に考えると、技術さえ持っていれば食いっぱぐれることが無くなるということです。

サラリーマンをしていても、自分自身を運営する経営者目線がとても大切になってきます。

最後に

無期雇用派遣の現実をお伝えしましたがいかがでしたでしょうか?

厳しい話をすると、ダラダラ働きたい人には絶対に向いていない働き方だということです。

ただ最低限給料がもらえて生活していければそれでいいやーと思うのなら、大手の正社員が一番良いでしょう。

今の時代、それで許されるのかはまた別のお話ですが…

もし、無期雇用派遣にチャレンジしたい!最も詳細を知りたいと思う方は、TwitterのDMお待ちしております!

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家族を優先する働き方、若手エンジニアへのアドバイスをメインにブログを投稿しています! 4人家族、一家の大黒柱です!